いせやんのブログ

いせやんのちょっとだけならイイやん?

【実録】ア〇ウェイに入会してみた④~ア〇ウェイとの別れ~

まず初めに

この記事はア〇ウェイ(以下AW)を勧誘、またはそれを肯定、否定するものではありません。また相手方の情報を多分に含むため、一部の公になっている方以外の情報(日時、場所、年齢、性別、名前、職業等)は架空の設定にさせていただきます。

私いせやん自身が、入会を決意してから自然とフェードアウトし、退会するまでの過程で、どんな人物がいて、僕自身がどう感じたかを徒然なるままに書き記したドキュメンタリーです。笑いどころも落ちも用意しておりません。それではよろしく願いします。

👇前回までの話はこちらから👇

【実録】ア〇ウェイに入会してみた①~ア〇ウェイの神様現る~ - いせやんのブログ

【実録】ア〇ウェイに入会してみた②~S級美女との出会い~ - いせやんのブログ

【実録】ア〇ウェイに入会してみた③~億万アムラーとの出会い~ - いせやんのブログ

 

 

4.ア〇ウェイとの別れ

やあ、君がいせやん君だね。

 

エリカと約束した当日、そこにいたのは見知らぬ男だった。

アムウェイをやると不思議な事にいくつも遭遇した。中でも一番違和感を覚えたのは、会ったことも話したこともない人(自分の紹介者のさらに紹介者)が急に自分の直属の指導者のようになるのだ。その人物の名はシンタロウエリカにアムウェイを始める気かけを作った張本人だ。

2回に1回は知らない人を紹介される中で、入会以来エリカと同頻度で接する機会があったのがこのシンタロウだった。シンタロウは不動産の営業マンをする傍ら、AWを熱心にやっていて、もうすぐD.D(ダイレクト・ディストリビューターと言われる約月収30万のランク)に届こうとしていた。

(ちなみに30万近い月収を得るためには、自分のグループ内からAWで150万以上の売り上げが必要と言われている。)

僕はエリカからではなく、エリカの上層にあたるシンタロウ経由でさらに上位層の人物を紹介された。AW歴が長いシンタロウの方が顔が利くということなのだろうか。

 

この子は看護師しながらで30万。

あの人は元ゼネコンでもうちょっとで30万。

あの綺麗なお姉さんは子供が二人いる主婦なんだけど年収600万くらい。

この人は元某有名ゲームメーカのエンジニアで今は年収1000万。

 

オフィスには朝から晩まで常に10~20人近い人がいて、名前、職業、AWでの収入を次々に言われた。

とりあえずこの人は何十万の人だって覚えとくと良いよ。あとで質問したりできるし、自分もこの人に追いつこう。って思えるからさ!

 

入会して間もないこの頃(エリカと出会って半年くらいたった頃)には、こういった紹介のされ方がおかしいという事にさえ疑問を抱かなくなっていたが、どこかで自分を保てていたのは、『こいつらなんか嫌い。』という感情が自分の中にあり続けたことだった。いつ訪れても部屋の空気はどんよりと重く、壁や天井はヤニで黄ばんでいた。見渡せば、チャラチャラした奴や目が死んだ奴が必死に手帳を見ながらMTG(ミーティング)チケットを数えていたり、LINEの絨毯爆撃を行っていた。

 

AWでのもう一つの稼ぎ口であると思われるMTG代。概ね1000~1500円/回で、AWカタログに登場するような3000万以上の人がメインで登壇するものだった。これに参加させることでチケット代の収益だけでなく、より熱心にAWにコミットしてもらうために行っているものだろうと思われる。DVDで行われていたことが今、目の前で起きていた。

👇この画像は僕がAW渋谷本社のMTGに参加した際のフロアの写真です。人がゴミのようだ。。。じゃなくて、ごみのような人間が(ry 👇

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シンタロウと出会ってから幾日がたったある日、久々にエリカからLINEが来た。

近々どうしても会ってほしい人がいるんだけど、いつ頃時間取れる?

今週日曜の午前中ならなんとかいけるかな。

OK~!!日曜11時にオフィスで!

 

土曜日も仕事で貴重な休みの日曜日がやってきたというのに俺、何してんだろ・・・。そんな重い足取りでいつも通りにオフィスに入りエリカに会った。

 

どうしても会ってほしいってまた?

今回は特別♡シンさんにAWを紹介した人で今は年収〇〇〇〇万!!!

へぇー。

 

最早その人の年収が嘘か本当かどうかさえ興味がなくなっていた。エリカに奥の部屋に通されると、胡坐をかきながら椅子に座っている人物の前に座らされた。

◇◇さん、いせやん君は最近入会して今は、アーティストリー(2段階目)まで講習していて、次が最後です。それではお願いします。

ふ~ん。でなんか聞きたいことある?

 

見下したような目でこう言い放ったのは、エリカが所属するオフィスの若手出世頭のカドカワだった。28歳、AW歴3年目にして年収2000万円に届こうとしているアムラーだった。エリカからはことあるごとに、いけ好かない人物を紹介されたのだが特に印象に残っているのがこの男だった。それは『なんでこんな奴が・・・』という収入に対する嫉妬から生まれる物ではなかった様に記憶している。

 

君さー、エリカからもらったDVD見たわけ?

最初の2枚くらいは見てたんですが、残りは仕事が忙しくて中々見る時間がなくて。。

そこだよそこ。そういうところなんだよね。やる気が感じられない。俺は成功したくて誰よりもDVDを見たし、そのために本を読んで知識をつけたの。それが忙しくてって言い訳するなら、もうやらない方がいいじゃない?

俺はお前みたいなやつに教える気はない。

 

マイルドヤンキーなファッションに、金髪で髭面のカドカワは14,5mgはあるであろう、とても臭いのきつい煙草をふかしながら僕にそう言い放った。カドカワの死んだ目は、僕が自分の肥やしになるかどうかを計っているようにしか思えなかった。

まず『なんなんだこいつ』と、誰でも思うかもしれないが、誰よりもDVDを見た。という意味不明な自信に満ちている男の姿を眼前にし、笑いをこらえるのに必死だった。年収はともかく、『どいつもこいつも合わないな』と感じていた理由は、AWのDVDを見続けた結果生成された、自分の知っている人間とは全く異なる生物だからなんだとよく理解できた。

 

そんなんでできると思ってるの?

夢100書いたか?(目標を100個紙に書いて部屋に貼ること)

で、聞きたいことある?

AWの中間ランク(800万~1500万前後)層に多い人物像は大抵こんなことを第一声に言う奴らばかりだった。

AWに過剰な誇りを持っていて、会社員を見下し、俺に教えを請いたいなら相応の態度をとれ。とでも言っているかのような振る舞いに心底嫌気がさしていた  

 

 

 

 

 

頼みの素晴らしい人が全くいない!!頼みの製品がよくない!!じゃあ何が良いんだ!?

 

シャンプーの件以来、我に返った僕は改めてアムウェイについて調べまくった。
調べれば調べるほどアムウェイのボロが出始めた。何事にもアンチは存在するので、どちらの立場にもならないようになるべく中立的な気持ちで調べたが、やはりどれもこれも黒だった。
例えばアムラーが勧誘する際によく口にする平等な報酬制度については、ある一部分を見ると平等に見える(アムラーはこの部分だけを説明する)のだが、収益条件が変わると紹介者に有利に働くシステムになっている。これは当然といえば当然なんだが、嘘をついている(正確には真実を語っていない)点に問題がある。(※詳細なデータ記事があったのですが一年以上前のため、見つけることができませんでした。見つけ次第追加します。)

 

また自社製品の研究開発費を世界で最も掛けている3社のうちの1社がア〇ウェイだと豪語する彼らの発言も間違っている。ア〇ウェイの商品はOEMと呼ばれる形態をとっていて、取り扱っている商品は自社製品ではないものがほとんど、もしくはア〇ウェイ用に作られてはいても、同製品が違う製品名で一般的に発売されていたりする。

例えばアムラーがよく売りたがる鍋のセットなんかは三越とかで7~9万くらいで買えるものが約15万~20万くらいで売っている。『私は20年前からこれ使ってるのよ♪』『AWの鍋は一生ものだからね♡』と彼ら、彼女らは口癖のように言うが、鍋やフライパンなんて3000~5000円のものを買ったって一生に何回買うというのだろうか?熱伝導率や調理の質を考えてもAWで買う必要は1mmもないだろう。


そしてAW入会時にほぼ全ての人が購入するアムウェイ一押しの商品(唯一?自社で作っている物)がニュートリライトのサプリメントと大豆プロテインだ。

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(フェードアウトしてから1年たった今も尚、未だに未開封のものが残っているw)

※ちなみにテレビでたまに流れていたニュートリライトのお・す・そ・わ・け♪はアムウェイのCMです。

 

この2点セットを漏れなく僕も購入したわけなのだが、セットで一月に約13000円もする。初めの頃は毎朝飲んでいたのが、寝坊しがちな朝や仕事で疲れて帰って来た晩に飲むのはどうも忘れがちになる。僕には習慣化できなかった。その結果、飲み切る前にどんどん溜まって行く一方で、4ヶ月目の商品が届く前に定期便を解約した。サプリメントは日用品をということで毎月定期購入をすると最後の12ヶ月目が無料になるというプランだった   

 

 

 

 

 

2014年12月某日

運命の日までのカウントダウンが始まる・・・

 

 

 

シンタロウさん、来週の土曜日の時間貰えませんか?

19時くらいからならいいよ^^どしたー?

こないだ借りた本読み終わったので返したくて。

オッケー。オフィス近くでラーメンでも食おうぜ!

 

 

サプリメントを解約する1,2週間ほど前のことだっただろうか。だんだんとアムラー達との接触する回数を意図的に減らしていく中で、シンタロウから借りた本を返すために自ら連絡を取った。僕がシンタロウやエリカの所属するグループに入ったときに下記の用紙を渡された。度々渡されるDVDと並行して読んでおくべき書籍のリストだ。僕はAWとは無関係に読んだ『金持ち父さん貧乏父さん』以外読むことはなかった。よく残っていたなあ。と感心したが、ボロボロになっているこの用紙をご覧いただきたい。今見ても書籍名に鳥肌が立つものが多い。

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誰も客のいない錆びれたラーメン屋にシンタロウと二人で入店する。

ラーメン二つで!

ごちになります!

お前ずうずうしいなーwまあいいけど。

 

エリカからは会うたびに何かを貰っていたが、それはシンタロウも同じだった。シンタロウからはよく書籍を貰ったり、飯をおごってもらっていた。彼の周辺のグループは新規入会者に継続してもらうためなのだろうが、ネットに書き込まれているような悪評とは違って、サポートやサービスがそれなりには充実していたように思う。

それでも彼らはランクにかかわらず真実を語らず、時には嘘を言っていた。自信を持っているはずの製品でさえ、信頼という心のよりどころにはならなかった。そんな不満をこれまで調べた根拠を基にすべてシンタロウに伝えた。声を荒げるわけでもなく、淡々と。カウンター席に座っていたので、もちろん店主にも聞こえていた。シンタロウは少し黙り込み気まずい空気が流れる。。。

 

わかった。いせやんの言い分は分かったけど、例え嘘だったとしても、それが今の生活を変えたいという気持ちを諦める理由にはならないでしょ?いせやんに合わないのは分かったけど、何で今の俺を否定されなきゃいけないのかな?

 

別にシンタロウ自身を否定したつもりはなかったが、必死にサラリーマン人生に別れを告げようとしているシンタロウの逆鱗に触れてしまったようだった。顔つきは強張り、強めの口調で『じゃあお前はそのままの人生でいいのか?』というような内容の話を延々とされた。論点がずれ始めていたので、僕はこれまでに出会ったアムラー達との出来事を話し始めた。そして、

 

『僕はAW社や製品云々の前に、AWをやっている人がどうも好きになれないんです。』

 

そう自分の気持ちを素直に伝え、シンタロウも何かを悟ったように元の優しそうな顔に戻った。そしてカバンから借りていた本を渡す。

 

『長い間借りていてすみませんでした。それと、いつも飯おごってもらったり、色々と良くしてくれてありがとうございました。でも、やっぱり僕には合わなかったみたいです。人生変えたいって本気で思ってたんですけどシンタロウさん達のような気持ちが足りなかったみたいです。一応すぐには辞めないですけど、しばらく連絡しないでください。またやりたいな。って思ったら連絡します。』

 

『・・・。』

10秒ほど沈黙した後、僕の人生で最も現金な発言を聞くことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『そっかあ。わかった。もう止めないよ。ただ、そういう発言をして戻ってきた人って今までにいないんだよね。』

それはそうだろう。何を当たり前のことを言っているんだろうかと思った。

 

『でもさ、エリカも頑張ってるんだからたまにはサプリメントとかシャンプーとか買ってあげなよ。』

僕は、刺しても死なないアムラーの底力に愕然とした。そのメンタルの強さは称賛に価する。

 

それからシンタロウに会うことは二度となかった   

 

 

 

 

 

 

 

アムウェイ退会当日

 

サプリメントの定期便を解約後も1年間は会員権が存続するため、いつ退会しようかと機を伺っていた。

定期便を解約してからもそれに気付かないエリカからたまーに連絡が来たりした。自分の紹介者はネットマイページで誰がいくら購入しているかなど確認ができるのである。

その間にも、あの信じられない発言をしたシンタロウは着々とアムラーとして前進していたのだった。

 

 

 

ラ~インッ♪

『久しぶり~。最近連絡来ないけど、今度の土曜日夜空いてない?』

シンタロウがD.D(月収30万円)を達成したからお祝いのパーティーをするので来ないかというものだった。

 

『俺、こないだシンタロウさんには言ったんだよね。辞めるって。今までありがとね。それじゃ。』

唐突にそう返信した。一瞬のできごとだった。なんだかんだで知り合ってから1年近い歳月が経っていたが、AWがきっかけの浅い関係が崩れるのは他愛もないことだった。

 

 

LINE画面『エリカをブロックしますか?』
『OK』

エリカから返事が来る前にLINEをブロックした。

 

それからFacebookをブロックし、電話番号も削除した。



 

 

 

 

 

 

 

『君に出会えて多くのことを学んだよ。知らない世界も沢山見れた。僕は一歩前進できた気がするよ。』

 

さようならエリカ。
さようならアムウェイ。

ありがとう。はらはらドキドキできたよ。


【実録】ア〇ウェイに入会してみた③~億万アムラーとの出会い~

まず初めに

この記事はア〇ウェイ(以下AW)を勧誘、またはそれを肯定、否定するものではありません。また相手方の情報を多分に含むため、一部の公になっている方以外の情報(日時、場所、年齢、性別、名前、職業等)は架空の設定にさせていただきます。

私いせやん自身が、入会を決意してから自然とフェードアウトし、退会するまでの過程で、どんな人物がいて、僕自身がどう感じたかを徒然なるままに書き記したドキュメンタリーです。笑いどころも落ちも用意しておりません。それではよろしく願いします。

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【実録】ア〇ウェイに入会してみた② - いせやんのブログ

 

 

 3.億万アムラーとの出会い

エリカってア〇ウェイやってるんでしょ?

エリカと連絡先を交換してから3ヶ月が経った頃、僕は再びエリカと連絡を取り始めた。いくらAFCとは言え、僕も馬鹿じゃない。彼女が普通でないと思った違和感はいくつかあった。まず第一にコミュニケーションが円滑に取れない。対面での言語的コミュニケーションに関してはほとんど違和感がなかったが、ことLINE(文章)となると会話のキャッチボールができなかった。

そして、シカトしているとたまに写真付きLINEが来るのである。ケーキ焼いた〜♡、バリ行ってきた🎶、誕生日に顔面ケーキやられちゃった(笑)、などなど枚挙にいとまがない。
そんな出来事が積み重ねられていく中、痺れを切らした僕が発した言葉だったのだ。

あれ、私言ってなかったっけ?
いやいや言ってねーわw

確かにアムウェイとは言われていなかったが、ネットワークビジネス臭はプンプンしていた。

私、実は億万長者の元で働いてるんだよね。
???意味不明過ぎて頭にクエスチョンマークがいくつも浮かんだ。
この人だよー。

とネイバーまとめのURLが送られてきた人物の名は山崎義幸

山崎義幸 - NAVER まとめ

 

この方は、日本のアムラーの中で最も稼いでいる3人のアムラーのうちの一人だ。その呼び名をクラウンアンバサダーとなんとも大それた呼び名だが、AWで年間一億円以上の収入を得ている人に与えられる称号だ。当時、世界でも60人くらいしかいなかったように記憶している。
その人の元でベビーシッターをしながらAWを小遣い稼ぎにしているということだった。彼女の言い分は、私は製品が本当に良くて、納得して使っている。私も勧誘されてからしばらくアンチで、3ヶ月後くらいからサプリメントの効果が出始めて、それ以来のアムラー信者なようだった。確かに、サプリメントを飲む前と現在の写真を見比べると(エリカ以外のアムラーも含む)、ニキビ跡が綺麗になっていたり、肌環境が改善されている傾向にはあったように思う。尚、薬事法的にはサプリメントで◯◯が治る!と言い切ったりするのは違法行為だ。あくまで、健康補助食品である。摂取しないよりは、している人の方が栄養のバランスを補っているのだから当然と言えばそれまでなのだが…

 

 


衝撃のアムラー宣言から一週間後、僕は都内某所の高級住宅街にいた。その日は、山崎グループのアムラーが1人 、2人まで友人、知人を山崎義幸邸に招待できる特別なイベントだからとエリカから誘われS級美女にもう一回くらい会っとくかくらいの気持ちで参加した。(本当のところはエリカはどうでも良くて、一億円稼いでる人がどんな人で、どんな暮らしをしているのか知りたい好奇心がネットワークビジネスへの疑心感を上回った。)

いせやん到着。マンションとはいったものの、これが家の入り口なのかどうかさえ庶民の僕にはよく理解できない創りの場所だった。屋根付き駐車場には黒塗りの高級車や外車が所狭しと止められていた。エリカに出迎えられエントランスへ向かうとコンシェルジュが2人ほどいた。
その昔は佐々木希やとんねるずの石橋貴明なども住んでいたらしい4階建ての低層階マンションで家賃は一月に120万円すると言っていた。

重厚感のある扉を開けるとおびただしい数の靴と尋常じゃない異臭が僕の脳天を直撃した。ざっと見積もっても100人弱はいるであろう招待客の足の匂いが超絶的なハーモニーを重ね合わせいた。
広いリビングには中央に特大のテレビが置かれており、その前には折りたたみ椅子がたくさん並べられていて、僕は左後方の一角に着席した。
山崎義幸登場。

今日はこんな時間に来てくれてありがとう。今日はグループのメンバーに2人まで好きな人を呼んでもいいよ。という話だったのですが、こんなに集まってくれて正直驚きました。今日はアムウェイに勧誘するわけでもなんでもなくて、こんなに素晴らしいビジネスをするチャンスがあるのに勿体無いよ。ということを伝えたいなって思います。

うんたらかんたら御託を述べた後、本当に怪しいことをしていたら僕は知らない人を大勢家に招待したりしないでしょ?そんな決まり文句のあと、下層のそこそこ稼いでる取り巻きの人たちによる成功体験の紹介があった。

 

『僕もみなさんのように最初は疑っていました。でもこんな素晴らしい人に囲まれて今では月収30万です。』

『私は年収400万です。最近派遣の仕事を辞めて今はアムウェイ一本です。』

『俺はエッフェルトフェラーリ。モデルをしながらそれだけでは全く食べていけない現実にこのままではいけないと思い、今は年収700万です。』

なんだかものすごい名前だが、ヨーロッパのどこかの名所や地名の名前に外車の名前がくっついた驚きの名前の人物がいた記憶がある。

こんな感じで一通り説明が終わった後、部屋の中を自由に見せてもらえた。リアーナ、シュワちゃんなどなどの大物歌手からハリウッドスターやダメ押しにブッシュ大統領とのツーショット写真まで飾られていた。アメリカに拠点を置くア〇ウェイはアメリカで納税額ランキングが常にトップで、金銭的面での社会貢献度が大きいことから、アムラーとして1億円(クラウンアンバサダー)を達成すると、もれなくホワイトハウスに招待されるのだという。
資本主義とは恐ろしいものだ。

そんなこんなで余裕のある立ち振る舞いに、切羽詰まった勧誘もせず、ただただア〇ウェイの良さ(特にサプリメントにおいてグラフや統計データを元に力説された)をシンプルに紹介していた。

 

山崎義幸氏の当該ブログ:圧倒的すぎる..... - 夢を見るなら最後まで!

 

上記ブログに対しては下記のブログで正確な解答が出ています。

HOWるぞ! : よっぽどの馬鹿か情弱しか引っ掛けられないアムウェイw

 

以前こんな言葉をどこかで耳にしたことがある。

営業をする際に、『日本人はそれっぽいデータや根拠に弱く、韓国人は感情に訴えかけると弱い。中国人やアメリカ人はどちらでもないからやっかいだ。』

本当にこの言葉の通りだった。疑いまくっていた僕は、豪華な家でのそれっぽいデータを信用してしまっていたのである。

 

煽るわけでもなんでもなく淡々と語る、そんな姿に僕の疑心暗鬼な心がだいぶ解けていった。僕はなんらかの理由を求めていた。別に手段はなんでもよかった。誰でもできることなら本業以外に稼ぎ口は欲しいものだ。

僕はお小遣いサイトや自己アフィリエイトなどを色々試した事がある。一時的に数万円は稼げてもそれ以上は厳しいのが現実だ。だから僕はア〇ウェイに限らず、もしもやる機会があるならば、そのネットワークビジネスでなければいけない(紹介したくなる根拠)理由を探し求めていた。ネットワークビジネスの法外な商品単価にはアムラーへの報酬が上乗せされていることは十分理解していた。それでもア〇ウェイでしか買えないものがあるならばそれは営業する理由になると思っていた。。。

理系の僕は理由が欲しかった。説明できるバックグラウンドがあれば、イメージが悪くても、自分にはできるだろうとも思った。もちろん友人に進めるつもりはさらさらなかった。始めるとしたらクラブやパーティに参加しようと考えていた     

 

 

 


それから数日後。

意を決して入会した僕のもとへはウェルカムキッドが送られてきていた。

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それからは週に一回くらいの頻度でエリカに会うようになり、様々な上位層のアムラーに会ったりしながら、段階を踏んでAWで扱っている商品のデモ講習を受けていた。
一段階目は洗剤関係、二段階目は化粧品関係、最後は実際に売っている調理器具を使った調理実習。この各段階の過程で様々なDVDを渡された。そこには数々の高ランクアムラーたちの成功体験が収められていた。概ね、

大学を卒業する時にサラリーマンになることに対する危機感、サラリーマンをしていながら収入の少なさに対する不安感、美容系の仕事をしていて貧乏だけど現状を変えるために借金をしたが、死ぬほど頑張って現状を変えたんです。

というような内容だった。ア〇ウェイに対するマインドセットを変えるかのように、

どのDVDにも随所に、

ア〇ウェイってのは皆さんが思っているよりも〜、
僕はア〇ウェイに出会って〜
ア〇ウェイをやっているとこんなに〜

と何回も何回もア〇ウェイという枕詞が付き、少しずつア〇ウェイに対する警戒心を解くように、僕には洗脳するためのような内容にさえ思えた。

そんな日々が1か月くらい続く中で、僕はエリカに会うたびにほぼほぼ何かをもらっっていた。とにかく講習するごとに、歯ブラシ、歯磨き粉やシャンプー、フェイスパック、美容液などなど。たくさんくれるのだ。僕は後日、オフィス(賃貸マンション等の上位アムラーが借り上げている下層アムラーのたまり場)で発見してしまうのだが、主要メンバーのロッカーというかクローゼットの中に個人用のケースがあって、そこに大量のサプリメントやシャンプー、化粧品の試供品タイプのものが入っていたのだ。
これには流石に驚いたが、多分毎月ノルマのポイント(一定ポイントを超えると発生する定期収入や臨時ボーナス)を達成するために買ったりなんだりして、毎月々の定期購入以外に余分に買ってしまうことによって大量の在庫を各個人が抱えているのではないかと思った。
そして、ア〇ウェイの商品が信じられなくなった1番の原因がシャンプーだ。受け取ったシャンプーの裏面の成分表示を見たら、驚いた。水の次に表示されていたのはあのラウレス硫酸Naの文字がだった。
ハイ、アウトー。

この時既に2段階目の講習を終えていた。

 

 

 

この瞬間から僕はア〇ウェイに対する疑心感が再び舞い戻り、我に返ったのだった…

 

つづく

【実録】ア〇ウェイに入会してみた②~S級美女との出会い~

まず初めに

この記事はア〇ウェイ(以下AW)を勧誘、またはそれを肯定、否定するものではありません。また相手方の情報を多分に含むため、一部の公になっている方以外の情報(日時、場所、年齢、性別、名前、職業等)は架空の設定にさせていただきます。

私いせやん自身が、入会を決意してから自然とフェードアウトし、退会するまでの過程で、どんな人物がいて、僕自身がどう感じたかを徒然なるままに書き記したドキュメンタリーです。笑いどころも落ちも用意しておりません。それではよろしく願いします。

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2.S級美女との出会い

 

2013年8月9日。

都会の喧騒をかいくぐり、アスファルトへと差し込む太陽の光とともに、東京の地にゴッドア〇ウェイが降臨した瞬間だった。。


『2人はどんな仕事してるの?』
『広告関係です。』
『コンサルです。』
ケイイチの顔色が一瞬変わったのを僕らは見逃さなかった。騙せないとでも思ったのだろうか。


『なるほどー。仕事めっちゃ忙しんじゃない?俺も2年前までは〇△生命で働いてたんだ。』
『へぇー。そうなんですね。』

本当にAWだったことに責任を感じているユウスケが一生懸命に受け答えする中、
『はぁ。』と、僕は塩対応した。
一瞬の間が空いた後、ケイイチは唐突に本題を話し始めた。AWの人は入会させたいという気持ちが強過ぎるのか、適当な営業で数打て戦法なのかはわからないが、唐突な話が好きなようだ。


『権利収入って知ってる?』

『僕が知ってま・・・。』と言おうとしたのを遮るように

『知らないです。』と渾身の演技をするユウスケ。この時ばかりは濃いめの顔も相まって山田孝之のように見えた。

『権利収入ってのは、いわゆる不労所得の事なんだけど、簡単に言うと株や不動産のように・・・。』
と「金持ち父さん、貧乏父さん」に書いてあるようなことをそっくりそのまま説明しだした。最初は遠慮がちだったケイイチであったが、何百、何千回と繰り返したであろう説明をする中で調子を取り戻して来たのか段々と前のめりになってきた。

分かった事は、当時AW歴7年で32歳。職業はAW一本で推定年収は600〜800万円。そして○○○マンションの一室を借りているのがケイイチ自身で、愛車はjeepという事だった。

 

『俺、今日会議があって、15時から浜松町行かなくちゃなんでそろそろ帰ります。』
取り巻きの女たちも交えての終わりの見えない会話にピリオドを打ったのはユウスケだった。時刻は13:30を回ろうとしていた。奇妙な一室に入ってから僅か30、40分の出来事ではあったが、あまりの異質さに、その何倍もの時間その場にいるような気さえした。
その間マミは一言も喋らず不安そうな面持ちで、ただただ僕らを見つめていた。

『そっかぁ。それは残念だね。また今度話したいからLINEID教えてよ。』
『分かりました。QRコード出してもらっていいっすか?』

IDを教えたくないユウスケの適切な対応だった。QRコードを読み取り、僕は驚愕した。ネットワークビジネス勧誘され童帝を卒業し、クオリティの低いムービーを延々と見させられた先に、怖いものなんて何も無いと思っていた。それなのにアイコンがイルマニアだったのだから。。。


LINE画面 『新しい友達に追加しますか?』

 

僕はそっと✖ボタンを押した    

 

 


帰り道、マミが途中まで見送ってくれた。
『今日は来てくれてありがとね。』
『マミちゃんには悪いけど俺ら絶対やらないからね。』
『そっかぁ。でもケイイチさんたちは本当にすごいんだよ。また気が変わったら連絡してね。』
『ところでマミちゃんはAWどれくらいやってるの?』
『3週間だよ。今日は初めてケイイチさんたちを紹介出来たから嬉しかった。』
『…。』、『…。』


AWを初めて日が浅いマミは、OLをしながら仕事終わりにハブに行くのが最近の日課のようだった。

「無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり」

と言ったソクラテスの言葉を思い出した。

本当に純粋な子なんだな。純粋が故に東京の悪しき色にも染まりやすい

色白なマミの別れを告げるその顔は、心なしかくすんで見えた。

 

 

 

 

僕が八福神の一人、ゴッドア〇ウェイになってから一年後の夏、僕は六本木へ来ていた。この日は同期のショウヘイが夏季休暇で大阪から東京へ遊びに来ることになっていたので、一緒にクラブに行く約束をしていたのだ。

 

『久しぶり!』

『めっちゃ久しぶりだな~。積もる話もあるだろうし、とりあえず一杯飲みに行こっか。』そう言ってとりあえず居酒屋へと向かった。

ショウヘイは僕の友人の中でも一番のイケメンである。見た目とは裏腹に遅咲きの彼は、ナンパ師でも恋愛工学生でもなかったが、経験人数は3桁を超えている強者だった。

 

『今日どこに行きたい?』

『今日はショウヘイに合わせるよ。』

『なんかできたばっかりのところなかったっけ?』

『エーライフのあったところのやつ?』

『あっ、それそれ!』

お互いにビールを2杯ずつ飲み干し、テンションが上がってきた二人はエーライフの跡地にできたブランド東京へと向かった。

ぶっきらぼうな店員にエントランス料を支払い入店する。

『さあ、ゲームの始まりだ。』僕は一人、心の中でこのフレーズを唱えた。

 

フロアをささっと一周し、3人組の明らかに店内で1番可愛い女の子の姿が目に入る。周辺には次々と男たちが群がり、次は俺が話しかける。と言わんばかりに睨みを利かせていた。久々のクラブを楽しんでいた僕は、1年の時を経て、神が再臨しようとは思いもよらなかった・・・。

入店から2時間くらいした経過したころだろうか。連れ出しどころかバンゲさえ振るわず、しびれを切らした僕は

『一杯飲みに行こう。』とショウヘイに打診した。

ショウヘイはニコッと笑ってOKサインを出す。ショウヘイが女の子だったら僕は連れ出し100%の凄腕だな。そんなくだらないことを考えながら並んでいると、

 

『やっほー♪』 

肩を叩かれ振り向くとそこにいたのはあの1番可愛い女の子だった。驚いた。振り向きざまにスタンハンセンのラリアットをくらったかのような衝撃だった。

(『オッフw』)

あまりの驚きように過去の自分が顔を現すところだったが、間髪入れずに

 『ヤッホー』

『ヤッホーってなんだよw』

『ヤッホーは日本最大級の検索エンジンで...』

『ウケるw』

『あれ、一人なの?』

『友達と来てるよ。なんか疲れちゃって。お目当ての子は見つかった?』

 そんなありきたりな会話をしていて分かったことは、

奈良県出身、29歳で保育士をしているエリカは、仕事先の友人たちとクラブに来ているということだった。これには驚いた。どっからどう見ても20代前半だ。クラブの薄暗さとは無関係に、控えめに見ても24、25歳だと思っていた。恒例の年齢当てゲームはかすりともしなかった。後々笑い話になったが、

『私が綺麗なのはサプリメントのおかげなんだ~♡』

と誇らしげに語られるとは思ってもいなかった。

 

 

話し込んでいると、気を利かせたショウヘイがいなくなっていたことに気づく。さすがナチュラルモテ男だ。こいつには足を向けて寝られないな。そんな義理を勝手に感じてはいたものの、僕は毒牙にかかっていたのだった。

この時は気づいてさえいなかったのだが、AWをやっている子たちにもルーティーンが存在していた。

『仕事何してるの?からの仕事の不満聞き出しルーティーン』だ。

人脈(笑)が命の彼らは、知り合いに自分と同業他社の人が大抵いるので、業界や仕事内容を話すと、それとなく知っているためか、意外に話が弾んでしまうことがある。

 

 

ショウヘイから二人組を捕まえたので、応援の要請が入る。

『俺、友達の所行ってくるわ。』

『そういえば連絡先教えてよ!今度ご飯行こう~』

『そういえば交換してなかったね。はいっ。』とスマホを相手に渡しIDを打ち込んでもらった。

 

 

明け方4:30。

さっきまでギラギラしていた男女が急に老けかえったかのような面持ちで、駅へと向かい始めた。

『今日は可愛い子に話しかけられて、連絡先も交換したし、満足だわ。』

『あの子と連絡先交換したんだ?』

『とりあえずね。そのうち飯行ったら連絡するよ。』

『即報お待ちしております!笑』

『それじゃあ次は年末だな!』

『またな。』

 

 

 

 

 

『今日は可愛い子に話しかけられて、連絡先も交換したし、満足だわ。』

AFCが顔を出したその日から、僕の歯車が狂いだした・・・

 

 

つづく

【実録】ア〇ウェイに入会してみた①~ア〇ウェイの神様現る~

まず初めに

この記事はア〇ウェイ(以下AW)を勧誘、またはそれを肯定、否定するものではありません。また相手方の情報を多分に含むため、一部の公になっている方以外の情報(日時、場所、年齢、性別、名前、職業等)は架空の設定にさせていただきます。

私いせやん自身が、入会を決意してから自然とフェードアウトし、退会するまでの過程で、どんな人物がいて、僕自身がどう感じたかを徒然なるままに書き記したドキュメンタリーです。笑いどころも落ちも用意しておりません。それではよろしく願いします。

 

 

1.ア〇ウェイの神様現る

ラ~インッ♪

2013年8月。幼馴染のユウスケからLINEが来た。

『金曜日ハブ行かね?』

『どこの?』

『ん~、渋谷がいいかな?』

僕は翌日も仕事があったため少し躊躇したが、久々に一杯引っ掛けるのもいいと思い快諾した。

当日、仕事が少し長引き遅れて入店すると、相変わらずの盛況ぶりだった。

 店内をサージングすることもままならない人ごみの中ようやくユウスケを見つけた。よく見ると、知らない男1人と女の子2人の4人で話しているようだった。

どうやら一人で来ていた男と意気投合し、コンビで話しかけたとのこと。僕は邪魔しないよう『終電前には帰ろう。』とだけいいフェードアウトした。

退店後、ユウスケは上機嫌だった。どうやらハブで話した女の子と仕事の悩みや将来の夢や目標についてお互いに熱く語り合ったのだという。

ユウスケは大手コンサルタント会社に勤務する濃い目のイケメンサラリーマンだった。だったというのは、激務で身も心も消耗し、かつての面影がなくなっていたからだ。

『来週10日の土曜日会う約束したんだよね。』

『おっ、デート?!頑張れよ。』

『そういうのじゃないかな。あの子はめっちゃ将来について悩んでいて、自分を変えるために副業を始めたんだって。だから今度はお茶しながら静かなところで話そうってことになったんだ。』

『へぇー。なんかお前目がキラキラしてんな。最近元気なさそうだったから安心したよ。』

『俺らもいつか起業したいな。雇われる側から自分でビジネスをしたい。』

 『ビジネス?!どうしたんだよ急に。』まさかとは思っていたが、嫌な予感が脳裏をよぎる。

『それってさぁ・・・よく聞くネットワークビジネスじゃね?』

『あー、ア〇ウェイとか?』

『そうそう!!まあユウスケに限ってそんなのには引っかからないと思うけどさ。本当にAWだったらネタだな(笑)』 それから一年後。ユウスケをからかっていた僕自身がAWに入会するとはこの時は思いもよらなかった・・・

 

 

ラ~インッ♪

9日金曜日、翌日例の女の子とお茶をする予定のユウスケからLINEが来ていた。

『お前の予想当たったかもしれんw』

『どゆこと?w』

急遽、お茶の予定からその子が副業を教えてもらってる師匠の時間が取れたので、ユウスケに是非会わせたいという旨だった。

『マジでかw もう95%くらいの確率でAWやん。』

『怖いからお前も来て。もう確認は取ってあるから。』

『はっ?!?!』

このあと、断ればいいんじゃないかと色々ともめたが、ネタにもなるし、最悪二人で行けば何とかなるか、という結論に至り了承した。

 

 

『はじめまして~。こないだユウスケ君とハブで話してたマミです。よろしくね♡』

『はじめまして、いせやんです。こいつとは幼馴染で、僕も副業の話に興味があったので一緒に話を聞かせてください。』

マミは就職を気に4月から東京へ越してきたばかりとのこと。東北出身で色白の純粋そうな女の子だった。どこにでもいるような子ではあったが、擦れていない感がユウスケの目には可愛らしく映ったのだろう。

『いせやんさんの将来の目標は?』 

 唐突だった。職業を聞かれたり、どこに住んでいるかでもなく、最初の質問が将来の目標だったのだ。確かに、副業に興味があるとは言ったのだけれど。。。その一言で、1週間前によぎった疑惑が100%に変わった。さすがのユウスケも感ずいたのだろう。それとなくマミと話しながらも、ユウスケが笑いをこらえている姿が横目に映った。

 

『どこまで行くの?』

『すぐそこの〇〇〇マンションだよ。』

『あそこか!』

 

そこは、新宿オペラシティ近くにある普通のマンションの一室だった。

正確にはマンションは普通であったが、その一室だけは異常だった。扉が開いていて、誰でも自由に入ってOK!という旨の言葉が書かれたアジアンテイストな小さな看板が立てかけられていた。

『あ”ぁ”-。120%AWだわ。お前が相手しろよ。』

僕はユウスケにそう耳打ちして部屋に入る。

一室に入ると既に何人かの主要メンバーであろう人たちが談笑していたり、僕らのような新規とおぼしき若者が、ホワイトボードを抱えた女を真剣なまなざしで見ているではないか。

僕らも別の部屋に通され、すぐにマミが来た。

『今日はね、私がお世話になってる師匠に会ってもらいたくて。〇×△□・・・・。』

マミがその師匠に出会った経緯から、その人の略歴をしばらく聞かされていると、そいつがやって来た。

『いきなりこんな所に来てもらってビックリしたかもしれないけど、俺がどんなやつか話す前に見てほしいものがあるんだ。その方が分かりやすいと思うし。』

僕は、本当に自分の予想が当たっているであろうことにビックリしていたが、いきなり自作のDVDを見せられることに再度驚いた。そいつは、迷彩のハーパンに白のTシャツを着た色黒のイルマニアそっくりの男だった。

 

そのDVDは、AWである一定のランク以上の人が招待されるという豪華クルージングでの出来事や海外旅行で豪遊する姿を収めたもので、豪華クルージングでは、あのリアーナがゲストとして呼ばれていた。これにはさすがに驚いた。

その映像のBGMは、たまたまなのかRihanna の We Found Love ft. Calvin Harrisが流れていて、ドバイのカジノで豪遊している風?な映像や綺麗なビーチで水着を着た綺麗ではない女の子とはいい難い年齢の子とたちと一緒に駆け回るシーンから、ドバイのプロバスケットボールの試合を観戦しているものも収められていた。

そのムービーは各シーン毎に注釈が表示されていて、「リアーナと2ショット♡」「カジノで豪遊♪」「バイのバスケットボール試合を見に来た!」と書かれていた。一瞬の出来事だったというか、そんなに興味を持って見ていないユウスケは気づいていなかったが、僕は笑いをこらえるのに必死だった。フォントがあっておらず注釈の文字が大きすぎたのか、挿入する位置が悪かったのかは不明だったが「ド」が抜けていて、バイのバスケットボール試合とデカデカと表示されていたのである。さすがAWクオリティだなあと感嘆したことは今でも鮮明に覚えている。

 

 DVDを見終わり完全に聞く気も、質問に答える気もなくなっていた二人の前に再度イルマニアがやってきた。 

『どうだった?』

どうもうこうもないが、適当にユウスケが応対した。この時ばかりは水槽にいるグッピーの群れに同情した。僕らも水槽に閉じ込められたグッピーたちのように、この部屋からいつ出れるだろうかということばかり考えていた。

 

『そういえば名前を聞いていなかったね。初めまして、俺はケイイチです。二人のお名前は?』

『いせやんです。』、『ユウスケです。』

『マジで?!おっ、、、えぇ?!?!』

イルマニアたちは驚愕した。その部屋にはイルマニアとマミの他に、その下層の取り巻きの女たちが2人ほどいた。小さな部屋に、2人の男と見知らぬ3人の女、そしてイルマニアがいる状態。なんともカオスな状態だった。

『いせやん君は本当にいせやん君なんだよね?』

『はい?いせやんですけど、それが何か?』

『神だわ。神!!』

『本当にそんな人いるんですね。』

『君はAWをやったら絶対成功すると思うよ。』

 

何がなんだかさっぱり分からなかったが、理由を聞いて驚愕した。

ブログでは言えないのが非常に残念ですが、僕は多くの人が持っていないあるものをもっていたのだ。そうしてこの日から僕は、ア〇ウェイの神になったのだった。

 

 

つづく

 

選択するということ。それでも僕は挑戦し続ける。

2012年3月。当時大学生だった僕は恋愛工学の門を叩いた。

 

いせやん君は彼女いるの?

彼女はいないよ

へえ~、いつ別れたの?

2年前の冬かな。

そうなんだ~。・・・

 

 

僕は知らない男女が出会ったときに必ずするであろう恋人チェックが大嫌いだった。

正確には、毎回テキトーなことを言って、はぐらかす自分が嫌いだった。

イケメンでも金持ちでもおしゃれでもない。何も持たない、何者でもない日常からの脱却。これが僕の行動ベースになるのに時間はかからなかった。

 

 

現実はいつも残酷だった

頻繁に連絡を取り合い、会えばいつもニコニコしていた子には彼氏がいたことを。

まっ、あの子でもいいかなぁと上目線で見ていた子にさえ、『あいつキモイよねー』と陰口を言われていたこと。

 

 

世界は不公平で、不平等なことで溢れている

例えば、意中の相手に告白しようとかなと思った時に、誰もが行動という名のサイコロをもっていて、この『サイコロ』を振るという行為は同じでも、美男美女の持っているサイコロは1/6よりはるかに高確率で成功する割合が多いかもしれないし、男性の身長でいえば160cmの人と180cmの人、女性の若さで言えば、20代前半の人と30代の人で残酷なまでに結果に差が生まれるでしょう。それでも失敗し、もがき苦しみながらも成長している人って素敵だなって僕は思うんです。

 

 

今からオリンピックで金メダルを取るぞ‼︎という目標への可能性は限りなくゼロに近いかもしれないけど、半年以内に彼氏・彼女を作るぞ!3年以内に結婚してみせる!という目標への可能性は手を止めない限り0にはならない。だから・・・

 

 

 

 

それでもサイコロを振り続けるという選択をすること

今あなたにできることは、サイコロを振る(挑戦する)か、振らない(諦める)かを選べることです。可能性を100%にすることはできないけれど、可能性を0%にすることはできます。サイコロを振るという『選択』をすれば当たる確率が限りなく低くても『0』にはなりません。しかしサイコロを振らずに立ち止まっていては、当たりの目がでることはありません。永遠に0です。

 

 

 

結果は運だけれど、挑戦は選択。勇気を持って選択し続ければ本当に勇気がある人間になれる。

 

 

受け入れたくない現実を嘆き、見たくない自分に目を背け、SNS上でマウントを取り合ったり、他人に悪口を・・・。

これ以上は何も言わない。

 

 

 

さあ。一緒に一歩踏み出そうか。

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 👇👇👇一歩踏み出すあなたに是非読んで頂きたい記事👇👇👇 

 

ui0723.hatenablog.com

oreno-yuigon.hatenablog.com

dorararpg.hatenablog.com

miumiu事変―豊かな国の心貧しき民―

度々SNS上でやり玉に上がる恋愛工学及び恋愛工学生について、今回話題になっているmiumiu事変を題材にしつつ、一度私見を述べておきたいと思う。

 

初めに、なぜ恋愛工学及び恋愛工学生はキモイと思われるのか?について答えるには、まず理系脳について考える必要がある。

高校、大学問わず、理系には実験の授業がある。実験では、社会人なら一度は聞いたことがあるPDCAサイクルを答えが出るまで繰り返し行います。

こうなんじゃないか?という仮説を立て⇒検証(実行)して⇒得られた結果に対して、なぜそうなったのか?を考察し⇒問題解決のための改善点を洗い出す

この一連の流れがいわゆるPDCAサイクルです。

 

ここで恋愛工学生には元々どういう属性の人が多かったかというと、学生時代に彼女ができたことがなかったり、女性に誠心誠意尽くしてきたのにも関わらず、ないがしろにされて来た人たちです。かくいう僕も21歳まで彼女ができたことはありませんでした。

そんな僕たちが変われた一番の理由は、素直だったことだ。

自分たちがモテないということをハッキリと認識していたし、自分を変えたいと心底思っていた。だから世間がどう言おうと『男の恋愛はこうあるべきだ!』と提言する恋愛工学(自分にとっての仮説)という未知の世界を(検証するために)受け入れることができた。

もちろん僕が実践、成長する過程で失礼なことをしてしまったり、不快な思いをさせてしまった女性もいるでしょう。そのことについてはここで謝罪しておきたい。

 

 

本題に移ります。人間は未知のものに対して恐怖を覚えますが、その時代時代の少数派(ある意味で異常者)が生まれることで人類を進化させてきました。

いま議論のやり玉にされているファッションでいえば、増田セバスチャンがプロデュースするKawaiiは、きゃりーぱみゅぱみゅというマスコトット的な火付け役が現れるまではその奇抜な色合いにかなり批判もあったようですが、今では世界中で流行っていますよね。

『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』というホリエモン著書の中に、この増田セバスチャンのエピソードが出てくるのですが、『自分がやりたいこと!』『好きなこと!』を突き詰めていったことがこのKawaiiを生み出しました。誰に何と言われようとも、それは自分の意志で動いていたのです。

 

さて、今回ちょっとした騒ぎになっているmiumiu事変について、あなたはこれらのツイートや画像を見てどう思いますか?

 

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※ひろせ君、一部画像拝借しました<(_ _)>

 

 

 

 

 

100歩譲って、『こういうファッションには○○を合わせるべき。』というような

べき調ならまだ私見として認められるのかもしれないけれど、この大量のaskを見て全てが単なる悪口なだけ、ということに愕然とした。

最早、反射レベルだ。ただ動物的に目の前に通りかかった虫に1/100秒単位で食いつくカメレオンさながらである。

 

この反射がなぜ起こっているのかというと、自分に降りかかった認めたくない現実の恐怖を認知的不協和によって自身から取り除くために起こっている。

 

認知的不協和は生理現象なのだから、誰にでも起こり得るし、むしろ人間として自我を保つためには正常な状態といえよう。

 

 

しかしここで、上述したPDCAサイクルについて今一度冷静に考えてみてほしい。

例え嫌悪する理系男子の戯言であったとしても、『自分がどうしたら20万円もするmiumiuのカバンをもらえるのか?』という点に着目してほしい。

 

ちなみにそんなバッグをプレゼントするひろせ君とは、下記のような素敵男子なのだが、

 

将来有望で、女性には困っておらず、『僕は愛を証明しようと思う』でも大々的に高価なプレゼントをすることがNGとされているにも関わらず、プレゼントに踏み切った理由はどこにあるのだろう?と疑問を抱いて欲しい。

容姿がいいのはもちろん性格もいいのかな?料理上手なのかな?彼の心をくすぐるポイントを押さえているのかな?という風に。

PDCAサイクルでいうところのP(仮説)だ。

 

 

あなたがmiumiuのカバンをプレゼントしてくれる相手やその方法を教えてくれる人がいないとするならば、なんで貰えるのかな?という疑問を抱き、仮説を立て、ひろせ君にDMしてみる(検証してみる)べきなんです。きっと心優しいひろせ君なら温かい返信をくれることでしょうw

 

恋愛はコミュニケーションです。容姿やスペックは確かに重要ですが、お互いに言葉のキャッチボールを交わさずに付き合うことはありえません。

この言葉のキャッチボールから得られた結果(答え)に対して、考察してみるんです。

男子が好きなファッションは〇〇系が多いのかな?プレゼントを貰える女子は××な子なんだな?と。

 

僕が一つだけアドバイスさせていただくとするならば、一連の騒動でaskやツイートをしている方に足りていない視点は特に下記においてです。

 

文章において何かを否定するとき、自分は必ず代替案っていうか「こうすればいいのでは?」「こっちの方法のほうが良い」というところまで書かなければならないと思ってる。否定というのは本来そういうもので、自らも否定されるリスクに哂されなければ、少なくとも僕が公開した嫌悪感というものは公平ではない。

menonsoup.hatenablog.com

 

もう赤線を何重にも引っ張ってください。花丸つけちゃってもいいくらいですよ。

 

PDCAのA(改善)、提案が全くないんです。もっとこういうなファッションの方がよくない?みたいな。

 それでこういう発言をする人がどういう人かっていうと、

 

・ 年齢別未婚率の推移

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 画像引用:http://koitanu.com/kekkon/24.php

 

 

布団や炬燵に寝っ転がり、お尻を書きながらツイッターをしているような人たちが画像の赤丸で囲った年代の人たちなのだろうと思う。

こういう人たちは、

いわゆる二子玉にいるようなキラキラ専業主婦たちのように、幼稚園に持っていくお弁当を如何に可愛くできるかや、やれ豪華なランチに行っただのと競い合っているわけでもなく、

一般家庭の専業主婦のように1円でも安い食材を調達しようと自転車を乗り回してスーパーを駆け巡ったり、共働きの奥さんのように家事に育児に追われSNSなんてやる暇ない人たちではない人たちだと僕は思っている。つまり時間を持て余している人たちだ。これだけSNSの非現実的と思わしき現実(素敵な恋愛の情事)に晒されていたら認知的不協和が起こるのは仕方がないことかもしれない。だから、あなたが心の中でそう思っているだけなら誰も文句は言わない。友達同士で愚痴を言い合うのもいいでしょう。

でも、そんな汚い言葉を発している自分がだんだん嫌になると思うんです。確実に心が貧しくなっていくんです。絶対そんなの嫌じゃないですか?

じゃあどうしたらいいんだよ。っていった時に出てくるのがPDCAサイクルだと思うんです。

 

余談ですが、最近見つけたこの画像の子供たちの綺麗な目を見て思ったのです。

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 ニュースで色々騒がれているけれど、日本って未だにGDPが世界3位の豊かな国なのに、心の貧しい人が多いなあと。子供だとか二重だとかそういうことじゃなくて、希望に満ち溢れてる感がすごいじゃないですか。きっと先進国にいたらこういう顔にならないのかもしれないけど。

 

 

 

最後に、

これだけ否定しましたが、僕から提案できることは一つだけです。あなたの悩みに真摯に向き合い、相談に乗ってあげられることです。リプでもDMでも飛ばしてきてください。僕が知っている限りの少ない語彙力で誠心誠意お答えいたします。一杯おごってくれるならオフパコなしで承りましょう。マウントを取り合っている自分と素直に向き合ってみてください。そして自分の意志で動き出してください。クリスマスはもうすぐです。

 

 

 ねだるな!!勝ち取れ!!さすれば与えられん!!

まとめ版 【男性必見】20代からするべきハゲ対策

 

1.     シャンプー、リンス(コンディショナー)、トリートメントの役割

ⅰ)シャンプーの役割

髪の毛についたホコリや汚れ、汗や皮脂を落とすために使うもの。

髪の毛よりも頭皮を洗うもの、という意識でシャンプーをすれば自然と髪もしっかりと洗えます。

 

ⅱ) リンス(コンディショナー)の役割

髪の表面に保護膜を張ることで髪のすべりを良くしたり、外部からの刺激に強くしたりするために使用するもの。

※トリートメント成分を含んだリンスもありますがここではわかりやすく割愛します。

 

ⅲ) トリートメントの役割

髪の毛の内部に成分を浸透させてダメージを補修するもの。

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画像引用:http://www.ikumou1.com/col3/col3_2.shtml

 

 2.髪の洗い方、乾かし方

ⅰ)髪の洗い方

  • まずは(できれば)湯船にゆっくり浸かり頭皮を柔らかくする!
  • シャンプーの前にお湯(38~40)でしっかり濯いで汚れを落とす。⇒詳しくは湯シャンで検索してみてください。

シャワーヘッドを地肌に近づけ、画像のように掌で水をすくう時のような形にして、指の腹から掌全体ですすぐ(髪を掌に溜めた水で、溜め洗いをするようなイメージで行う)としっかりと洗えます。

 

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画像引用:http://ameblo.jp/hukuyokoikoi/entry-10553615742.html

 

※40℃以上のお湯で洗うとシャンプーと同程度の洗浄力があると言われています。皮脂は落ちやすくなる分、お風呂上りに頭皮が乾燥しやすくなります。

  • シャンプーは適量をプッシュしたら、軽く掌で泡立ててから使う。(モコモコ泡にしてもOK

※原液を直接頭皮へつけると、頭全体までシャンプーが行き渡らなかったり、洗い残しに繋がったります。

  • 髪ではなく地肌を洗うことを意識して、指の腹でモミしだくイメージで洗ってください。

※爪を立てて洗うと頭皮が傷付くので注意です!

  • 泡を流す際は、湯シャン同様にぬめりがなくなるまでしっかりとすすぎましょう。

 

 ⅱ)朝シャンはNG?!

  • 朝シャンをすると庇護膜という頭皮を守る脂分が形成される前に外出してしまい、有害な紫外線によって髪と頭皮が痛み、抜け毛・薄毛の原因になる。
  • 朝は時間がないので丁寧に洗えず、すすぎ残しがあったりして髪や頭皮を傷める原因になる。
  • 髪の毛が最も成長するのは22時から2時の間と言われていて、毛穴に汚れが溜まったままの状態で寝ると、髪の成長を妨害してしまう。

上述した庇護膜が完全に形成されるには、シャンプー後2~3時間かかると言われています。特に肌寒い季節の冬においては、無防備な頭皮に乾燥した空気が直接触れることになります。また人間の皮膚には、常在菌という皮膚環境を良好に保つための菌が存在し、1日に2度シャンプーをした場合、常在菌を減らしすぎてしまうことになります。

朝は湯シャンがおすすめです!!

 

ⅲ)髪の乾かし方

  • しっかりとタオルドライをする。拭くというよりもタオルを押し当て水気を吸い取るイメージで拭きましょう

※ここでもゴシゴシと拭かないように注意しましょう。

  • ドライヤーは頭から30cm40cmほど離し、ドライヤーのヘッドを左右前後に振りながら、一か所に温風を当て続けないようにしょう。

短髪の方は乾かすのに1分程度で終わる方もいるかと思いますが、ミドルレンジ以上の髪型の方は、髪が乾いていても頭皮が乾いていない場合がよくあるので、毛量の多い後頭部から乾かし始め、その際も地肌を乾かすことを意識して行いましょう。本来は冷風で乾かすのがヨシとされているようですが、そこまで気にする必要はないと思います。

私の場合は、温風で7~8割程度乾かした後、残りは冷風に切り替えて乾かして最後は頭皮を冷やすようにしています。 

3.     使ってはいけないシャンプー、オススメしたいシャンプー

  • シャンプーを買うときのここだけは押さえておきたいポイント!!

 

  • 使ってはいけないシャンプー

 

 

 

 

※界面活性剤が悪なのではなく、硫酸系界面活性剤が頭皮において悪ということです。

 

 よくCMでやっているほぼ全てのシャンプーがNGだと思っていいレベルです。

 

また最近では、CMで『ノンシリコン』という謳い文句で売り出されている製品が多くあり、シリコンに悪いイメージを持ってしまいがちですが、全くそうではありません。
シリコンはコーティング剤の一種なので、それがシャンプーに入っていると汚れを落とすのに適していないということです。

 

◆おすすめしたいシャンプー

・ザクロ精炭酸シャンプー (レフィル) 800ml1798

ザクロ精炭酸シャンプー 800ml レフィル

ザクロ精炭酸シャンプー 800ml レフィル

 

 

※現在、私が使用しているものです。

2年ほど使用しているシャンプーで、私の頭皮においては、1回の洗髪で十分な洗浄力があります。市販のトニックシャンプーほどではありませんが、洗髪後にほのかな爽快感があるところが僕好みです。特に男性の方におすすめしたいです。

※僕は、肌が弱く、乾燥しやすいため、顔や頭皮の油が多いタイプです。

 

 

・ミレアムシャンプー(デミ) 1800ml1936 

デミ ミレアムシャンプー 1800ml レフィル

デミ ミレアムシャンプー 1800ml レフィル

 

 

サロン系シャンプーを購入するきっかけになったシャンプーで、好みに男女の違いが出にくいシャンプーだと思います。家族で使うのにもおすすめです!若干洗浄力に弱さを感じたので皮脂の多い方は2回洗髪するとスッキリすると思います。値段もお手頃です✨

 

(シャンプー総括)

シャンプーは使用者の体質や好みによって大幅に評価や満足度が変わってきます。

様々な化学成分が含まれるシャンプーは、Aさんに最適なシャンプーであっても、Bさんの肌に全く合わないこともあるでしょう。

そういった面を含めても上述したシャンプーは、サロン系シャンプーの中でもワンプッシュ当たりの単価が安いので、サロン系シャンプーのお試し編としてはピッタリだと思います。私はこの上記のシャンプーに変えてから、髪にボリューム感が出るようになったのと、季節の変わり目の抜け毛が減りました。

 

 

4.使ってはいけないワックス、オススメしたいワックス

ワックスは、頭皮へ直接つける物ではありませんが、やはりGATSUBY、UNO、LUCIDO等は避け、ナカノ、アリミノ、ウェーボ等のサロン系のワックスを使用されるのが無難だと思います。

ちなみに私は、トリエの7番のワックスと8番のスタイリングスプレーを使っています。

ハンズやドンキでも売っています。

 

↓↓スタイリング剤については下記のサイトで詳しく書かれていました↓↓

 ・スタイリング剤に関するQ&A

 kamiogroup.jp

 

どんなに良い整髪料をつけていたとしても、お風呂に入らずに寝てしまっては元も子もありませんので、深夜に帰宅したとしても部屋にはいかずにそのまま風呂へ直行する習慣をつけるのがおすすめです!

 

5.若ハゲは治る?金属アレルギーが原因だった?!

・世界仰天ニュース 黒髪を奪った恐怖のアレルギー

www.youtube.com

 

 

2015年4月22日に世界仰天ニュースのアレルギーSPで、金属アレルギーでハゲてしまった村井陽子さんという女性について取り上げられています。

 

 陽子さんの場合は約30年前に虫歯治療で歯に詰めた金属(ニッケル)が原因だったので、歯医者に行き除去してもらうと・・・

 

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すぐに髪が生え始めました。

 

 

 

 

 

 

そして、1年ほどで髪の毛が元通りになりました。

 

↓↓現在の村井陽子さん↓↓

 

 

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また余談ですが、番組の流れでバイきんぐ小峠がアレルギー検査をすると

なんと金属アレルギーだったようです・・・

 

遺伝と関係なく、10代、20代で禿ている方は金属アレルギーによる可能性も疑ってみてください。