いせやんのブログ

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miumiu事変―豊かな国の心貧しき民―

度々SNS上でやり玉に上がる恋愛工学及び恋愛工学生について、今回話題になっているmiumiu事変を題材にしつつ、一度私見を述べておきたいと思う。

 

初めに、なぜ恋愛工学及び恋愛工学生はキモイと思われるのか?について答えるには、まず理系脳について考える必要がある。

高校、大学問わず、理系には実験の授業がある。実験では、社会人なら一度は聞いたことがあるPDCAサイクルを答えが出るまで繰り返し行います。

こうなんじゃないか?という仮説を立て⇒検証(実行)して⇒得られた結果に対して、なぜそうなったのか?を考察し⇒問題解決のための改善点を洗い出す

この一連の流れがいわゆるPDCAサイクルです。

 

ここで恋愛工学生には元々どういう属性の人が多かったかというと、学生時代に彼女ができたことがなかったり、女性に誠心誠意尽くしてきたのにも関わらず、ないがしろにされて来た人たちです。かくいう僕も21歳まで彼女ができたことはありませんでした。

そんな僕たちが変われた一番の理由は、素直だったことだ。

自分たちがモテないということをハッキリと認識していたし、自分を変えたいと心底思っていた。だから世間がどう言おうと『男の恋愛はこうあるべきだ!』と提言する恋愛工学(自分にとっての仮説)という未知の世界を(検証するために)受け入れることができた。

もちろん僕が実践、成長する過程で失礼なことをしてしまったり、不快な思いをさせてしまった女性もいるでしょう。そのことについてはここで謝罪しておきたい。

 

 

本題に移ります。人間は未知のものに対して恐怖を覚えますが、その時代時代の少数派(ある意味で異常者)が生まれることで人類を進化させてきました。

いま議論のやり玉にされているファッションでいえば、増田セバスチャンがプロデュースするKawaiiは、きゃりーぱみゅぱみゅというマスコトット的な火付け役が現れるまではその奇抜な色合いにかなり批判もあったようですが、今では世界中で流行っていますよね。

『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』というホリエモン著書の中に、この増田セバスチャンのエピソードが出てくるのですが、『自分がやりたいこと!』『好きなこと!』を突き詰めていったことがこのKawaiiを生み出しました。誰に何と言われようとも、それは自分の意志で動いていたのです。

 

さて、今回ちょっとした騒ぎになっているmiumiu事変について、あなたはこれらのツイートや画像を見てどう思いますか?

 

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※ひろせ君、一部画像拝借しました<(_ _)>

 

 

 

 

 

100歩譲って、『こういうファッションには○○を合わせるべき。』というような

べき調ならまだ私見として認められるのかもしれないけれど、この大量のaskを見て全てが単なる悪口なだけ、ということに愕然とした。

最早、反射レベルだ。ただ動物的に目の前に通りかかった虫に1/100秒単位で食いつくカメレオンさながらである。

 

この反射がなぜ起こっているのかというと、自分に降りかかった認めたくない現実の恐怖を認知的不協和によって自身から取り除くために起こっている。

 

認知的不協和は生理現象なのだから、誰にでも起こり得るし、むしろ人間として自我を保つためには正常な状態といえよう。

 

 

しかしここで、上述したPDCAサイクルについて今一度冷静に考えてみてほしい。

例え嫌悪する理系男子の戯言であったとしても、『自分がどうしたら20万円もするmiumiuのカバンをもらえるのか?』という点に着目してほしい。

 

ちなみにそんなバッグをプレゼントするひろせ君とは、下記のような素敵男子なのだが、

 

将来有望で、女性には困っておらず、『僕は愛を証明しようと思う』でも大々的に高価なプレゼントをすることがNGとされているにも関わらず、プレゼントに踏み切った理由はどこにあるのだろう?と疑問を抱いて欲しい。

容姿がいいのはもちろん性格もいいのかな?料理上手なのかな?彼の心をくすぐるポイントを押さえているのかな?という風に。

PDCAサイクルでいうところのP(仮説)だ。

 

 

あなたがmiumiuのカバンをプレゼントしてくれる相手やその方法を教えてくれる人がいないとするならば、なんで貰えるのかな?という疑問を抱き、仮説を立て、ひろせ君にDMしてみる(検証してみる)べきなんです。きっと心優しいひろせ君なら温かい返信をくれることでしょうw

 

恋愛はコミュニケーションです。容姿やスペックは確かに重要ですが、お互いに言葉のキャッチボールを交わさずに付き合うことはありえません。

この言葉のキャッチボールから得られた結果(答え)に対して、考察してみるんです。

男子が好きなファッションは〇〇系が多いのかな?プレゼントを貰える女子は××な子なんだな?と。

 

僕が一つだけアドバイスさせていただくとするならば、一連の騒動でaskやツイートをしている方に足りていない視点は特に下記においてです。

 

文章において何かを否定するとき、自分は必ず代替案っていうか「こうすればいいのでは?」「こっちの方法のほうが良い」というところまで書かなければならないと思ってる。否定というのは本来そういうもので、自らも否定されるリスクに哂されなければ、少なくとも僕が公開した嫌悪感というものは公平ではない。

menonsoup.hatenablog.com

 

もう赤線を何重にも引っ張ってください。花丸つけちゃってもいいくらいですよ。

 

PDCAのA(改善)、提案が全くないんです。もっとこういうなファッションの方がよくない?みたいな。

 それでこういう発言をする人がどういう人かっていうと、

 

・ 年齢別未婚率の推移

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 画像引用:http://koitanu.com/kekkon/24.php

 

 

布団や炬燵に寝っ転がり、お尻を書きながらツイッターをしているような人たちが画像の赤丸で囲った年代の人たちなのだろうと思う。

こういう人たちは、

いわゆる二子玉にいるようなキラキラ専業主婦たちのように、幼稚園に持っていくお弁当を如何に可愛くできるかや、やれ豪華なランチに行っただのと競い合っているわけでもなく、

一般家庭の専業主婦のように1円でも安い食材を調達しようと自転車を乗り回してスーパーを駆け巡ったり、共働きの奥さんのように家事に育児に追われSNSなんてやる暇ない人たちではない人たちだと僕は思っている。つまり時間を持て余している人たちだ。これだけSNSの非現実的と思わしき現実(素敵な恋愛の情事)に晒されていたら認知的不協和が起こるのは仕方がないことかもしれない。だから、あなたが心の中でそう思っているだけなら誰も文句は言わない。友達同士で愚痴を言い合うのもいいでしょう。

でも、そんな汚い言葉を発している自分がだんだん嫌になると思うんです。確実に心が貧しくなっていくんです。絶対そんなの嫌じゃないですか?

じゃあどうしたらいいんだよ。っていった時に出てくるのがPDCAサイクルだと思うんです。

 

余談ですが、最近見つけたこの画像の子供たちの綺麗な目を見て思ったのです。

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 ニュースで色々騒がれているけれど、日本って未だにGDPが世界3位の豊かな国なのに、心の貧しい人が多いなあと。子供だとか二重だとかそういうことじゃなくて、希望に満ち溢れてる感がすごいじゃないですか。きっと先進国にいたらこういう顔にならないのかもしれないけど。

 

 

 

最後に、

これだけ否定しましたが、僕から提案できることは一つだけです。あなたの悩みに真摯に向き合い、相談に乗ってあげられることです。リプでもDMでも飛ばしてきてください。僕が知っている限りの少ない語彙力で誠心誠意お答えいたします。一杯おごってくれるならオフパコなしで承りましょう。マウントを取り合っている自分と素直に向き合ってみてください。そして自分の意志で動き出してください。クリスマスはもうすぐです。

 

 

 ねだるな!!勝ち取れ!!さすれば与えられん!!