【実録】ア〇ウェイに入会してみた②~S級美女との出会い~
まず初めに
この記事はア〇ウェイ(以下AW)を勧誘、またはそれを肯定、否定するものではありません。また相手方の情報を多分に含むため、一部の公になっている方以外の情報(日時、場所、年齢、性別、名前、職業等)は架空の設定にさせていただきます。
私いせやん自身が、入会を決意してから自然とフェードアウトし、退会するまでの過程で、どんな人物がいて、僕自身がどう感じたかを徒然なるままに書き記したドキュメンタリーです。笑いどころも落ちも用意しておりません。それではよろしく願いします。
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2.S級美女との出会い
2013年8月9日。
『2人はどんな仕事してるの?』
『広告関係です。』
『コンサルです。』
ケイイチの顔色が一瞬変わったのを僕らは見逃さなかった。
『なるほどー。仕事めっちゃ忙しんじゃない?俺も2年前までは〇△
『へぇー。そうなんですね。』
『はぁ。』と、僕は塩対応した。
一瞬の間が空いた後、ケイイチは唐突に本題を話し始めた。AWの人は入会させたいという気持ちが強過ぎるのか、適当な営業で数打て戦法なのかはわからないが、唐突な話が好きなようだ。
『権利収入って知ってる?』
『僕が知ってま・・・。』と言おうとしたのを遮るように
『知らないです。』と渾身の演技をするユウスケ。
『権利収入ってのは、いわゆる不労所得の事なんだけど、
と「金持ち父さん、
分かった事は、当時AW歴7年で32歳。
『俺、今日会議があって、
取り巻きの女たちも交えての終わりの見えない会話にピリオドを打
その間マミは一言も喋らず不安そうな面持ちで、
『そっかぁ。それは残念だね。
『分かりました。QRコード出してもらっていいっすか?』
LINE画面 『新しい友達に追加しますか?』
僕はそっと✖ボタンを押した 。
帰り道、マミが途中まで見送ってくれた。
『今日は来てくれてありがとね。』
『マミちゃんには悪いけど俺ら絶対やらないからね。』
『そっかぁ。でもケイイチさんたちは本当にすごいんだよ。
『ところでマミちゃんはAWどれくらいやってるの?』
『3週間だよ。
『…。』、『…。』
AWを初めて日が浅いマミは、OLをしながら仕事終わりにハブに行
「無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり」
と言ったソクラテスの言葉を思い出した。
本当に純粋な子なんだな。
色白なマミの別れを告げるその顔は、心なしかくすんで見えた。
僕が八福神の一人、ゴッドア〇ウェイになってから一年後の夏、僕は六本木へ来ていた。この日は同期のショウヘイが夏季休暇で大阪から東京へ遊びに来ることになっていたので、一緒にクラブに行く約束をしていたのだ。
『久しぶり!』
『めっちゃ久しぶりだな~。積もる話もあるだろうし、とりあえず一杯飲みに行こっか。』そう言ってとりあえず居酒屋へと向かった。
ショウヘイは僕の友人の中でも一番のイケメンである。見た目とは裏腹に遅咲きの彼は、ナンパ師でも恋愛工学生でもなかったが、経験人数は3桁を超えている強者だった。
『今日どこに行きたい?』
『今日はショウヘイに合わせるよ。』
『なんかできたばっかりのところなかったっけ?』
『エーライフのあったところのやつ?』
『あっ、それそれ!』
お互いにビールを2杯ずつ飲み干し、テンションが上がってきた二人はエーライフの跡地にできたブランド東京へと向かった。
ぶっきらぼうな店員にエントランス料を支払い入店する。
『さあ、ゲームの始まりだ。』僕は一人、心の中でこのフレーズを唱えた。
フロアをささっと一周し、3人組の明らかに店内で1番可愛い女の子の姿が目に入る。周辺には次々と男たちが群がり、次は俺が話しかける。と言わんばかりに睨みを利かせていた。久々のクラブを楽しんでいた僕は、1年の時を経て、神が再臨しようとは思いもよらなかった・・・。
入店から2時間くらいした経過したころだろうか。連れ出しどころかバンゲさえ振るわず、しびれを切らした僕は
『一杯飲みに行こう。』とショウヘイに打診した。
ショウヘイはニコッと笑ってOKサインを出す。ショウヘイが女の子だったら僕は連れ出し100%の凄腕だな。そんなくだらないことを考えながら並んでいると、
『やっほー♪』
肩を叩かれ振り向くとそこにいたのはあの1番可愛い女の子だった。驚いた。振り向きざまにスタンハンセンのラリアットをくらったかのような衝撃だった。
(『オッフw』)
あまりの驚きように過去の自分が顔を現すところだったが、間髪入れずに
『ヤッホー』
『ヤッホーってなんだよw』
『ヤッホーは日本最大級の検索エンジンで...』
『ウケるw』
『あれ、一人なの?』
『友達と来てるよ。なんか疲れちゃって。お目当ての子は見つかった?』
そんなありきたりな会話をしていて分かったことは、
奈良県出身、29歳で保育士をしているエリカは、仕事先の友人たちとクラブに来ているということだった。これには驚いた。どっからどう見ても20代前半だ。クラブの薄暗さとは無関係に、控えめに見ても24、25歳だと思っていた。恒例の年齢当てゲームはかすりともしなかった。後々笑い話になったが、
『私が綺麗なのはサプリメントのおかげなんだ~♡』
と誇らしげに語られるとは思ってもいなかった。
話し込んでいると、気を利かせたショウヘイがいなくなっていたことに気づく。さすがナチュラルモテ男だ。こいつには足を向けて寝られないな。そんな義理を勝手に感じてはいたものの、僕は毒牙にかかっていたのだった。
この時は気づいてさえいなかったのだが、AWをやっている子たちにもルーティーンが存在していた。
『仕事何してるの?からの仕事の不満聞き出しルーティーン』だ。
人脈(笑)が命の彼らは、知り合いに自分と同業他社の人が大抵いるので、業界や仕事内容を話すと、それとなく知っているためか、意外に話が弾んでしまうことがある。
ショウヘイから二人組を捕まえたので、応援の要請が入る。
『俺、友達の所行ってくるわ。』
『そういえば連絡先教えてよ!今度ご飯行こう~』
『そういえば交換してなかったね。はいっ。』とスマホを相手に渡しIDを打ち込んでもらった。
明け方4:30。
さっきまでギラギラしていた男女が急に老けかえったかのような面持ちで、駅へと向かい始めた。
『今日は可愛い子に話しかけられて、連絡先も交換したし、満足だわ。』
『あの子と連絡先交換したんだ?』
『とりあえずね。そのうち飯行ったら連絡するよ。』
『即報お待ちしております!笑』
『それじゃあ次は年末だな!』
『またな。』
『今日は可愛い子に話しかけられて、連絡先も交換したし、満足だわ。』
AFCが顔を出したその日から、僕の歯車が狂いだした・・・
つづく