始まりの日と曇り空 ~連続タモリ式入浴ノック初日~
「湯のある場所に諍い事は生まれない」
ルシウス・モデストゥス
『テルマエ・ロマエ』より
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ノック初日。天候は晴れのち曇り、そして週末より気温が下がり少し肌寒い。
22:00 仕事を終え、今日の戦場である自宅へ向かっていた。お風呂に入るために、これほどまで緊張したことはなかった。職場での根回しは完ぺきだった。「今週は近所の阿部寛との食事会が重なってしまった」と数週間前から上司に伝えていた。案の定、しっかりと残業させられた。
帰宅
22:30 直帰後お湯を溜め終わり、服を一瞬にして脱ぎ捨てる。衣類が綺麗な放物線を描いて籠の中へ飛び込んだ途端、いきらりプレッシャーに襲われた。
大丈夫だ。落ち着け。ここまで来たら用意しておいたオープナーを使うだけだ。
「やあ、湯加減はどうだい?」
目を凝らすとほのかに湯気が立ち上っていた。一発オープン。熱すぎず、冷めていない今が入浴の頃合いだとしっかりとIOIを確認して浴槽へIN。
入浴
ここでしっかりと15分浸かるためにG-SHOCKで時間を計測。
・設定温度は43度
43度のお湯は個人的には結構熱い。ささっと入って短時間で上がりたいくらいの温度だったのでかなり汗をかいたように思う。
入浴中は足や首回り等、掌で軽く擦りながら浸かっていたが、これほどまでに15分が長いと感じだことはなった。きっと今までは5~10分程度しかつかれていなかったのだろう・・・
時間を有効に使うためのルーティーンが必要かもしれない。
シャワー
たっぷり汗をかいたのでしっかりと湯シャンをする。シャンプーを使わないので念入りに。指先に皮脂の油分を感じる。本当に髪を洗えているのだろうか?という触感。
どこまで洗って終わりにしたらいいかの線引きが全く分からない。
頭皮や髪だけでなく、身体全体が不潔なんじゃないか?というストレスにみまわれる。
入浴後の所感
肌が濡れている入浴中は気持ち悪かったものの、身体を拭いてみると思ったよりべとついていなかった。拭いた直後よりも時間の経過に伴い違和感はほぼゼロに近づいた。
髪については、ドライヤー時のベトツキ感と若干のごわつき感を覚える。
肌については、冷水で引き締めただけなので入浴後のツッパリ感は残ったままだったが、心なしか洗顔料を使用するよりかはツッパっていない気がする。
季節も相まってか手がかなり乾燥している。
体臭チェック
入浴後頭皮の臭いを家族に嗅いでもらった。臭くはないとのこと。男っぽい臭いが若干する程度とのことだった。足の臭いを自身で嗅いでみたところ、臭くはないがTHE足の裏というような感じだった。翌日は、足裏や、股間等は綿のボディタオルの使用を検討する。
朝湯シャン後臭いチェック
昨夜同様に嗅いでもらったところ、なんと!臭くない!!!むしろ夜より無臭に近づいたとのこと。夜にシャンプーを使用していた今までの朝は髪を濡らす程度であったが、今回は朝もしっかりと湯シャンすることを心掛けた。
念のため枕の臭いを自身で確認してみたが、特段変わった印象はなかった。
(二日目以降へ修正点)
・お湯はり温度を41度にしてみる。
・汗をかきやすい関節、股間等はタオルで洗う
7日間連続タモリ式入浴ノックの、初日が幕を閉じた。